阪神2番手の歳内宏明投手(21)が今季初黒星を喫した。

 同点の4回、先発岩貞祐太投手(23)の後を受けて登板。無死一、二塁のピンチを作るも後続を打ち取り無得点に。5回もマウンドに上がると先頭の山田を四球で歩かせ、その後2死二塁から4番畠山にも四球を与えたところで3番手高宮和也投手(33)に後を託した。

 2死一、二塁から高宮が5番デニングを完全に打ち取った打球は、二塁手上本が打球をグラブに当てながらも、ボールをこぼしてしまい、右前適時打となった。結局この1失点が歳内の自責となり、14年9月21日中日戦(甲子園)以来の敗戦投手となった。