右肘手術から復帰を目指すソフトバンクのブライアン・ウルフ投手(34)が2日、約1年ぶりにヤフオクドームに姿を見せた。

 午前中にさっそくキャッチボールで汗を流し、その後球場入りしてきたチームメートや新指揮官の工藤監督とあいさつをかわした。

 昨年6月に右肘内側側副靱帯(じんたい)損傷による再建手術を行い、米国でリハビリを続けていた。前日1日に来日したばかり。米国ではブルペンや地元の大学生を相手に投球練習を続けてきた。

 「工藤監督からは、しっかり準備をするようにと言われた。2~3週間で実戦に戻れると思う。今1軍で投げている投手はいい成績を出している。自分も必要になった時にすぐ貢献できるように準備したい」と話した。

 最大3枠の外国人投手枠は守護神サファテ、先発で6勝のスタンリッジ、2戦2勝のバンデンハーク、中継ぎ部門でオールスターに初選出されたバリオスと激しい競争が続いている。