DeNAが初回、1番梶谷隆幸外野手(26)と2番松本啓二朗外野手(29)の連続ソロ本塁打で2点を先制した。

 まずは先頭の梶谷が魅せた。巨人先発の高木勇が初球に選んだ123キロカットボールを、強風に乗せて右中間席最前列へ運んだ。

 「(1番の打席だったので)とにかく行ったれー! という気持ちでいました。風に感謝です」と通算4本目の先頭弾に満面の笑み。

 大歓声覚めやらぬ中、松本も今季1号で続いた。高木勇の125キロを捉え、同じ右中間席へ放り込んだ。「打ったのはスライダーです。カジも思い切りいったんで、僕も思いきり振っていこうという意識で打席に立ちました」とガッツポーズをつくった。