ロッテが今季2度目の同一カード3連勝を果たした。

 先発の大嶺祐太投手(27)の好投が光った。楽天打線を8安打無失点に抑え、プロ9年目で初となる無四球完封で4勝目を挙げた。打線の大量援護も受け、「いつも通り、試合をつくるイメージを持って投げました。浮く球だけはないように。途中から点差を考えずに投げました」と1人で投げきった。

 伊東勤監督(52)は「大嶺の好投に尽きる」と手放しで褒めた。一時は借金が7までふくらんだが、そこから3連勝。次カードは本拠地QVCマリンで、目の上の西武が相手。連勝が続けば、Aクラス浮上が近づく。「3連戦の頭が大事。良い流れで本拠地に戻れる」と、気を引き締めていた。