DeNAで活躍する横浜・渡辺元智監督(70)の教え子たちが、勇退を惜しむコメントを寄せた。

 小池正晃外野守備走塁コーチ(35) ミーティングルームでマンツーマンで素振りの指導をしてもらったのが一番の思い出。今後も監督の教えを守っていきたい。

 後藤武敏内野手(35) 監督さんが残してくれたことは横浜高校にとって大きなこと。今後も継承していかなければいけない。甲子園が一番似合う。有終の美を飾ってほしかったのが本音です。

 石川雄洋内野手(29) 高校3年間があって今の自分がある。すごく感謝しています。

 倉本寿彦内野手(24) 道具の手入れや寮の部屋の整理整頓など、野球だけでなく身近な部分に対する指導が今のプロ生活に生きている。今後は教え子の僕たちが、監督の思いを引き継いでやっていきたい。

 筒香嘉智外野手(23) 1人の野球人である前に1人の人間であれと教わった。特に「人生の勝利者になれ」という言葉は今も忘れられない。主将だったのでたくさん怒られたが、ここまで成長できたのは監督のおかげ。横浜卒のプロ野球選手として、少しでもいいプレーを続けていきたい。

 乙坂智外野手(21) ただ怒るのではなく、いつも過去の先輩たちの話を例に出して言い聞かせてくれた。人間として成長させてもらいました。お疲れさまでしたなんて軽々しく言えない。ありがとうございました。