日本ハムのルーキー有原航平投手(22)が、大一番で粘りの好投を見せた。勝つ以外は優勝マジックの点灯を許すライバルとの一戦。2本のソロ本塁打は許したが、7回3失点でこらえ、同点のまま中継ぎ陣にマウンドを譲った。勝機を残す、内容十分の98球。

 「ピンチで粘ることはできたんですけど、ホームランの2点がもったいなかった」と反省を忘れなかった。