日本ハム木佐貫洋投手(35)が来季の戦力構想から外れたことが18日、分かった。プロ13年目の今季は若返りを図った陣容でここまで1軍未登板。来季へ向け現有戦力の見直しを行う球団は苦渋の決断をした。

 木佐貫は亜大から02年ドラフト自由獲得枠で巨人に入団。1年目の03年は先発の一角として10勝7敗で新人王に輝いた。交換トレードで09年オフにオリックス、13年1月に日本ハムに移籍。新天地1年目は9勝も、昨季は1勝止まりだった。「松坂世代」を代表する通算62勝右腕は現役引退も視野に、今後の身の振り方を熟慮し決断することになりそうだ。