巨人は5日、東京・大手町の読売新聞東京本社で緊急会見を開き、福田聡志投手(32)が野球賭博に関与していたと発表した。今年8月から9月にかけ、知人男性A氏の誘いに乗り、夏の甲子園大会、巨人戦を含むプロ野球、米大リーグの試合を対象に賭けを行っていた。負け額が百数十万円に上り、A氏が川崎市のジャイアンツ球場に取り立てに訪れ、発覚した。球団は福田を熊崎勝彦コミッショナー(73)に告発する。A氏を紹介した笠原将生投手(24)とともに、謹慎処分とした。

 ソフトバンクは休養明けの8日にヤフオクドームで選手を集め話をする。柴田球団統括部チーム運営部長は「うちが動くのは8日から」と説明。巨人笠原の弟大芽投手(20)も在籍しているが「それも含めて8日から。うちには何もないと思う。毎年1月31日とキャンプ中に警察を呼んで啓発をしている。今回もその再確認をするということ」と話した。