ソフトバンク柳田悠岐外野手(26)がタイトルラッシュだ。パ・リーグの全日程終了を受け首位打者が確定。史上初のトリプルスリー&首位打者を達成し「取ると思ってなかった。あまり打率を気にせず、いい打球を打ちたいと思ってやっていた」と話した。

 打率3割6分3厘で、シーズン216安打の西武秋山(3割5分9厘)を上回った。「秋山は別次元。自分にはムリやなというまなざしでみていた」。そんな秋山から8月14日に首位打者を奪い、逃げ切った。

 9月度の月間MVPにも選ばれた。8月に続く2カ月連続受賞で締めた。パ野手の連続受賞は98年6、7月のオリックス・イチロー以来3人目の快挙だ。

 この日は仙台から福岡へ戻った。「トレーニングもせず休みます」と左膝裏痛の状態を見つつ、明日8日からCSへ状態を上げていく。