大商大が京産大を逆転し、2季連続13度目(旧リーグ含む)のリーグ制覇を果たした。

 1点を追った8回2死二塁から日下部光内野手(2年=福知山成美)が中前へ同点打。日下部がすかさず二盗を決めて再び2死二塁の好機をつくり、代打の坂田一平内野手(同=広陵)が中前へ決勝打を放った。今秋ドラフト1位候補のエース岡田明丈(4年=大商大高)が1失点完投で、昨秋から12連勝。プロから注目されながらも、リーグ優勝を決めるまでは「今は優勝のことだけを考えています」というスタンスを貫いてきた。目標を果たしたこの日「自分が投げる試合はとにかく勝つ、という思いで投げてきました。次のステージでも勝てる投手を目指します」と力強く語った。