ソフトバンクがロッテとの接戦を制し先勝した。
ロッテは3回に清田の右越え適時二塁打で2点を先制。ソフトバンクは3回に柳田が左翼へ1号2ランを放ち同点に追いついた。
ロッテは5回1死満塁の好機もデスパイネ、クルーズが連続三振で生かせず。ソフトバンクもロッテの細かい継投の前に無得点が続いた。
ロッテは8回1死二塁も今江が三塁ゴロ併殺打。ソフトバンクも6回以降は1人も走者を出せず、延長戦に突入した。
ソフトバンクは10回、ロッテ6番手内に対し1死満塁とし内川が右中間を破るサヨナラ打を放った。
05年に2位から、10年には3位から、CSを突破し日本一となり、今シーズンも2位の日本ハムを破り勝ち上がった「下克上」のロッテに対するソフトバンク工藤監督は13日の全体練習前に円陣を組んでナインを鼓舞した。「1つも負けるつもりはない」と全勝でCS通過へ決意表明。下克上阻止へまずは先勝した。
CSファイナルステージは4勝した球団が日本シリーズへ進出。リーグ優勝し1勝のアドバンテージがあるソフトバンクが15日も勝てば一気に王手となる。