西武田辺徳雄監督(49)が永江恭平内野手(22)に打席内での闘志を求めた。

 19日、秋季練習で指揮官は伸び悩む正遊撃手候補に「三振をしてもいいけど、腰を引いたり、内角の厳しい所をストライクとコールされると驚いたり、内容が悪すぎる。相手に向かう姿勢を見せる必要がある」と苦言を呈した。

 抜群の守備力を誇るだけに、打撃の向上がレギュラー取りに直結する。厳しい言葉も期待の裏返しでもあり「打率2割2分、3分でいいんだが」とハードルも設定した。永江はフェニックスリーグに参加中で打撃改善に取り組んでいる。