来年こそ、マー君と鍋を囲んで88年会をしよう! 楽天の1年目右腕入野貴大投手が11日、同じ27歳のヤンキース田中将大投手に肩を並べたいと誓った。

 10、11日とコボスタ宮城を訪問する姿を見かけたが「1度しか会ったことがないし、まだ気軽には話しかけにくいので…」と交流はなし。つい最近、塩見や阿部らと開いた同期会で話題になったテーマがある。それは「この会に、気軽にマー君を呼べるだろうか」。入野は自戒する。「すごいな、という目線になっていた。そうではなく、追いつき、追い越さないと」。

 来季こそ堂々の対面を果たす。今オフは緩いカーブを練習中。「今年112~113キロだったカーブを100キロくらいにしたい。緩急で空振りが取れたら」。習得なら、150キロ前後の直球とのコンビネーションは大きな武器となる。入団直後、田中との年俸の差を棒グラフで比較した報道は今も記憶に残っている。「あの差を埋めていきたい」と決意の2年目へ挑む。