お祭り男が少年を笑わせた。広島上本崇司内野手(25)ら広陵OBの11人が28日、「広陵高校野球部有志の会 野球教室」に参加。広島市内の13チーム約250人とふれ合った。

 ファン感謝デーでMVPを獲得した上本は少年少女にも大人気。得意のモノマネを披露し、爆笑を起こした。少年野球選手との1打席勝負では、広陵の先輩からの“フリ”で、申し訳なさそうに披露した。

 同じ広島の丸佳浩外野手(26)に始まり、新井貴浩内野手(38)、天谷宗一郎外野手(32)、阪神新井良太内野手(32)、西岡剛内野手(31)、さらにはマット・マートン外野手(34)やマウロ・ゴメス内野手(31)、ソフトバンク松田宣浩内野手(32)に至るまでバリエーションは豊富。追い込まれてからはブラッド・エルドレッド外野手(35)のモノマネで豪快に空振り三振して、締めくくっていた。

 最後の締めのあいさつでは「皆さんが楽しんでいただけたら、それだけで僕たちは救われます。来年も一緒に頑張って戦っていきましょう」とあいさつ。大きな拍手を浴びていた。