ロッテがまたも楽天との激しい打撃戦を制し、2試合連続で延長サヨナラ勝ちを決めた。最大5点のビハインドから逆襲し、6回に細谷圭内野手(28)の代打満塁本塁打で逆転するなど、一挙に7点を奪った。

 救援がつかまりまさかの延長突入も、最後は延長11回、アルフレド・デスパイネ外野手(29)が相手の抑え松井裕から左前適時打を放った。2試合連続サヨナラ勝ちでの合計22得点は、2リーグ制後で最多。濃厚な白星が続いて貯金は7だ。

 14日のスコアは13-12で、2試合合計22得点。2リーグ制後、2試合連続サヨナラ勝ちの合計得点では横浜が98年7月14日○8-7巨人、15日○13-12巨人で記録した21点を上回る最多となった。2試合合計20失点以上でも連勝したのはヤクルトが93年5月18日○14-7広島、19日○17-16広島で記録して以来23年ぶりの珍事。