中大が無失点リレーで今季初の勝ち点を奪った。

 先発の柳川健大投手(2年=岩国)が左脇腹付近に違和感を訴えて2回で降板。3回からマウンド上がった喜多川省吾投手(2年=前橋育英)は、8回途中まで6奪三振無失点に抑えた。最後は鍬原拓也投手(3年=北陸)が4者連続三振。4回に奪った1点を守りきった。

 喜多川は、前橋育英で西武高橋光成投手(19)と同期。「お守りです」という高橋光からもらったアンダーシャツを着て、低めにボールを集めた。リーグ戦初勝利の最速146キロ右腕は「うまく緩急を使えた。光成に負けないように、チームの力になれるよう頑張りたい」と話した。