2年連続の本塁打キングへ、視界が晴れた。ヤクルト山田哲人内野手(23)が、同点の8回にリーグ単独トップとなる決勝の14号決勝ソロを放った。4回にも反撃の13号ソロを放っており、1日巨人戦以来となる1試合2発の暴れっぷり。負ければ最下位転落だったDeNAとの直接対決に逆転勝ちし、再び盗塁とのリーグ2冠に立った。

 リーグトップとなる13、14号。1試合2本塁打以上は5月1日巨人戦以来今季2度目で、通算では10度目となる。5回には今季12個目の盗塁を決めたが、今季はまだ盗塁失敗がなく、これで昨年8月1日阪神戦から26回連続で盗塁を成功中。盗塁の連続成功記録には11~15年福田(ソフトバンク)の32回があるが、山田はどこまで続けられるか。