ロッテ伊東勤監督(53)は、1点差負けにも不満を募らせた。

 「展開は接戦みたいだが、内容はワーストに近い。打つ方が簡単に打たされて、(DeNA久保康に)思うように投げられた。昨日(広島から19安打13得点)点を取ったが、前回もそう。たくさん点を取った次の試合は雑になる。今日も、そういうのが若干、見えなかったということはない。低めを丁寧に投げられ、強振しすぎ。逆方向に打つ姿勢が欲しかった」

 打線は、久保康に8回途中まで投げられた。8回に1点を返すのがやっと。涌井の好投も実らなかった。

 2位をキープしているが、首位ソフトバンクとのゲーム差は7に広がった。