今季全試合で4番として先発出場していた日本ハム中田翔内野手(27)が、チーム72試合目でスタメンから外れた。試合前、北海道文化放送(UHB)の「みんなのテレビ」に生出演した栗山英樹監督(55)が「今日の4番は陽岱鋼でいきます」と明言。大谷が3番DH、一塁には7番で前夜にプロ初打点を挙げた早大ソフトボール部出身の大嶋が入った。陽岱鋼が4番を務めるのは、中田が右足首を痛めていた昨年8月29、30日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)以来となった。

 中田は27日の西武戦(札幌ドーム)の7回に逆転機で打席が回ったが、代打を送られて交代していた。最近10試合で38打数4安打、打率1割5厘。慢性的な腰痛もあるという。この日の試合前練習は通常通りに消化したが、シートノックには参加せず。場内へのスタメン発表時は、三塁側ベンチに座りながらアナウンスを聞いていた。