ヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手(32)が3回、危険行為で退場した。

 2死一塁で迎えた第2打席、中日先発ジョーダンの投じた内角球を左腕上部に死球。激高してヘルメットを投げ、マウンドに向かっていこうとした。

 両軍ベンチが飛び出し緊張感が漂ったが、いざこざは起こらなかった。

 バレンティンは試合後、取材に応じた。患部は盛り上がっていたが「ダイジョウブ」と落ち着いた様子。

 「自分としては故意に感じた。野球をやる上で、危険な行為は許されない。早い回だったし、退場は望んでいないが、チームが勝って良かった」と話した。