右股関節の形成手術から復活を目指す巨人杉内俊哉投手(35)が12日、川崎市のジャイアンツ球場で手術後最多の85球を投げた。

 「これだけ投げたら、疲れるよ」と言いながら、表情には充実感が漂った。すでにシート打撃に2度登板。実戦の中で調整を進めるプランが浮上し、19日のBCリーグ・武蔵との3軍交流戦を視野に調整を進める。昨年7月21日阪神戦以来の実戦登板で、ブルペン投球を見守った斎藤2軍監督は「ゲームに向けて、(段階は)上がっている。良くなっているね」と話した。