ヤクルト山田哲人内野手(24)がバットと足で連勝に貢献した。

 延長10回2死二、三塁から投手祖父江のグラブを弾く勝ち越し適時打を放った。敬遠策はなく勝負。フォークをバットの先でかろうじて当てた。「勝負してくると思っていたので気を抜くことはなかった。フォークは頭になく打たされた感じ。打ちそこないです。でもプロは結果がすべて。気持ちよかった」と笑顔を見せた。

 2回には先頭で中前打し23個目の二盗に成功し先制のホームを踏んだ。打率も打点も盗塁も上昇。本塁打ではDeNA筒香に追い上げを受けているが、目標の2年連続トリプル3には着実に前進している。