オリックスが、ソフトバンクの優勝マジック点灯を阻止した。

 初回、T-岡田が先制犠飛、さらにモレルが適時打を放ち2点を先行した。相手失策が2つ絡んだチャンスだっただけに、福良淳一監督(56)は「ミスにつけ込んで点が取れたのは大きかった」と、試合を優位に進めた。

 先発西勇輝投手(25)が左腰部の強い張りを訴え、5回を投げ終えたところで降板。ソフトバンクに22イニング連続無失点の右腕が思わぬ形でマウンドを下りたが、先発から配置転換された東明大貴投手(27)が3イニングを無失点でつないだ。福良監督は「東明がよく頑張ってくれた」とねぎらった。