パ・リーグは18日、首位ソフトバンクが3-6で敗れ、2位日本ハムが6-1で勝ったために、1位と2位のゲーム差が「マイナス0・5」となる珍しい現象が起きた。

 順位は勝率で決まるため、ソフトバンクが1厘差で首位の座を守った。両チームは19日から札幌ドームで首位攻防となる3連戦に臨む。

 ゲーム差は当該2チームのいわゆる貯金や借金と呼ばれる「勝ち数と負け数の差」に基づいて計算した数字で、何試合で追い付くことができるかの目安。通常は貯金が多いチームの勝率が高いが、試合数や引き分け数に違いがある場合に逆転することがある。日本ハムは貯金が26となり、ソフトバンクの25よりも多いが、リーグ戦の順位を決定する勝率ではソフトバンクの方が高いためにゲーム差は「マイナス0・5」となった。