日本ハムのアンソニー・バース投手(28)が、首位争いに水を差す乱調で5回もたずに降板し8敗目を喫した。

 1回に島内に先頭打者本塁打を浴びるなど、いきなり3失点。3回に近藤、中田のソロで1点差に迫ったが、5回に先頭銀次の死球を契機に無死満塁のピンチを招き、ペゲーロに中前2点適時打を献上した。今江に四球で再度、無死満塁としたところで降板。来日ワーストの8失点で、4回0/3で交代した。

 「序盤は状態は良かったんだけど、初回に連打を浴びてしまったことが良くなかった。自分のペースを崩してボール先行の投球になってしまった。余計な四死球も多かった。自分の役割をこなせず残念だよ」と嘆いていた。