DeNAが手痛い逆転負けを喫した。3点リードの7回から継投策に出たが、田中健二朗投手(26)が4連打を浴びて逆転を許した。

 アレックス・ラミレス監督(41)は「7回にリリーフ陣がリードを保てなかった。3連戦で2勝出来たことはプラスに捉えたいが、この展開で負けは許されない」と険しい表情で振り返った。勝ちパターンの一角を担う田中については「この3戦はいい投球が出来ていない。ボールがベース板に乗っている。今後の使い方を検討しなければいけない」と説明した。

 残り13試合でゲーム差3で迫る4位ヤクルトとの直接対決は4試合。球団史上初のクライマックスシリーズ(CS)進出へ、しびれる戦いは続く。