中日荒木雅博内野手(39)が攻守で魅せた。

 2-2の6回無死二塁、巨人菅野のワンシームを中前にはじき返す一時勝ち越し打。「右におっつけようと意識したのがヒットにつながったと思います」と8月26日広島戦(ナゴヤドーム)以来、1軍復帰後は初となる適時打をマークした。

 守っては1点リードの8回だった。1死二塁、2番亀井の頭上を抜けそうなライナー性の打球を荒木がジャンピング捕球。着地と同時に二塁へ送球。飛び出していた二塁走者の代走鈴木を走塁死にし、併殺を完成させ窮地を救った。