日本ハム大谷翔平投手(22)が1点を追う8回、同点適時打を放った。

 2死三塁の好機で、3番手でマウンドに上がったミコライオの初球を中前にはじき返した。打った瞬間に右手を掲げ、一塁に到達すると三塁側ベンチのチームメートへ向かってもガッツポーズした。「(直前まで2番手で投げていた左腕の)金刃さんが来ると思ったんですけどね。ミコライオはあまり打席に立ったことなかったんですけど、いいところだったのでチャンスで打ててよかったと思います」と喜んだ。

 2試合連続で「3番DH」でスタメン出場。1回2死で迎えた第1打席には、楽天先発の安楽の直球151キロをはじき返し中前打。プロ4年目で初めて大台到達の100安打に乗せた。24日同戦は4打数無安打も、この日は1打席目からシーズン最多は14年の58安打。投手では9勝4敗と2ケタ10勝に王手で、投打で逆転優勝に貢献している。