【セ・リーグ】

◆巨人村田が延長10回サヨナラ満塁弾で中日に勝利

<巨人5-1中日>◇27日◇東京ドーム

 巨人は2回1死一、三塁で小林誠がセーフティースクイズを決め、先制した。先発のマイコラスは3回まで無失点の立ち上がり。

 中日は4回2死から井領が右翼へ1号ソロを放ち、同点に追いついた。巨人は追加点を奪えず、1-1のまま終盤に入った。

 巨人は延長10回、先頭亀井の二塁打、坂本の左前打などで無死満塁と攻め、村田の24号満塁弾でサヨナラ勝ちした。

◆阪神、ヤクルトとの直接対決制し4位浮上 梅野V打

<阪神4-3ヤクルト>◇27日◇甲子園

 阪神は初回、先頭板山が三塁打で出塁すると、北條の左中間二塁打で1点を先制。ヤクルトは3回に川端の左適時打で同点に。

 ヤクルトは4、5回に、阪神も4、6回に得点圏まで走者を進めるも無得点。ヤクルト山中、阪神青柳による投手戦が続いた。

 阪神は8回に梅野の適時打で逆転に成功。4位ヤクルトとの直接対決を制して4位に浮上した。ヤクルトは救援陣が誤算だった。

【パ・リーグ】

◆西武が連勝、岸9勝目 日本ハム連勝3でストップ

<西武3-0日本ハム>◇27日◇西武プリンスドーム

 西武は1回、先頭秋山の死球で無死一塁とし、外崎の2号2ランで2点を先制した。西武先発の岸は3回を無安打投球。

 西武は5回に炭谷の左越え1号ソロで追加点。日本ハムは6回に1死一、二塁としながら、陽岱鋼、中田が凡退し得点できず。

 西武は継投で逃げ切り2連勝。先発の岸は7回4安打無失点で9勝目。日本ハムは打線が不活発で、連勝は3でストップ。

◆ソフトバンク福田のスクイズで勝ち越し、森福2勝目

<ロッテ2-3ソフトバンク>◇27日◇QVCマリン

 ソフトバンクは1回、内川の中前適時打で1点を先制した。先発千賀は、3回までロッテ打線を1安打無失点に抑えた。

 千賀は中盤も好投を続けた。6回まで、ロッテ打線を2安打無失点。ロッテ先発スタンリッジも2回以降は0を重ねた。

 ロッテは8回、押し出し四球2つで同点に追いついた。ソフトバンクは9回、福田がスクイズを決め勝ち越した。森福が2勝目。

◆オリックス単独最下位決定免れる 松葉7勝目

<オリックス10-3楽天>◇27日◇京セラドーム大阪

 オリックスが序盤に3点を先制した。初回に吉田正の犠飛とT-岡田の適時打で2点を挙げ、3回は安達の犠飛で3点目を追加。

 楽天が4回に今江の適時打で1点を返すも、オリックスは5回に押し出し四球やT-岡田の20号3ランなどで6点を追加した。

 大量援護に守られ、オリックス松葉は7勝目。オリックスは負ければ単独最下位が決定する危機を、ひとまず切り抜けた。