広島はマツダスタジアムで行ったJR西日本との練習試合の10-2で快勝。2番手野村が右肩から首付近にボールを受けるアクシデントもあったが、故障していた中崎が復帰するなど明るい材料もあった。

 試合後の広島緒方孝市監督(47)談話は以下の通り。

 -野村が心配

 緒方監督 アクシデントだったね。ただ病院に行くというような報告は受けていない。明日以降の状態の報告を待つ。

 -中崎が復帰。投げることが第1段階

 緒方監督 結果は良くなかったからね。これも、投げ終わった後の体の状態を見てね。不安がなければ、休み明けの実戦に入ってもらう。そこの1つメドは立ったかな。

 -社会人が相手とはいえ打線も好調

 緒方監督 今日は本当にわざわざ足を運んでもらって、試合をしてもらった。いい練習になった。打者どうこうではなくてね。(野村)祐輔にしても、ただ投げるだけの目的になっていなかったか、投手は投げた後守備がある、ベースカバーがある。気持ちのなかで選手全員に対していい教訓になったと思う。これが実戦で戦うということだからね。

 -ジョンソンは

 緒方監督 彼なりに、バッテリーを含めて、自分の投球。いいボール、甘いボール、試したいボールもあったと思う。あとは本番に向けて、入っていってくれればいい。

 -登板予定は伝えた

 緒方監督 ある程度は決まっているけど、CSは予告先発ではない。公表しようとは思っていないので。