ロッテ柿沼友哉捕手(23)が24日、QVCマリンで契約更改交渉を行い、現状維持の年俸420万円で更改した。

 昨秋の育成ドラフトで入団し、今年7月に支配下登録を勝ち取った。2軍では、捕手としては55試合に出場。チーム最多だった。フレッシュオールスターにも選ばれた。さらに、今秋にはメキシコでのU23W杯日本代表に選ばれ、全9試合に出場。そのうち8試合にフル出場し、決勝のオーストラリア戦で決勝打を放つなど、攻守に活躍した。「今年1年、すごく良い経験をさせてもらいました」と振り返った。

 もっとも、最大の目標だった1軍出場はならなかった。「支配下登録は1軍の試合に出るため。最低限に終わりました。上に上がるのに、インパクトが弱かったのだと思います」と反省も忘れなかった。(金額は推定)