復興の息吹に元気をもらった。楽天嶋が26日、阿部と宮城・女川町を訪問。町民と触れ合った。女川中の体育館で少年少女らとキャッチボールなどを行った後、新装の駅前商店街にも足を運んだ。「子どもたちがすごく元気。来シーズンは優勝して、こういう会に来られるように頑張る。優勝ですね」と誓った。

 人間力に感銘を受けた。モダンな商店街を150メートルほど歩いた先は海。東日本大震災で甚大な津波被害を受けたが、町民は海との共生を選択した。嶋は「海が近い。6メートルもかさ上げをしたと聞きました。少しずつ復興に向け進んでいる。すごいですね」と驚いた。「僕が元気をもらった。女川と仙台は少し距離があるが、Aクラス、優勝争いとなれば、たくさんの方に球場に来ていただける。チームも僕も頑張ります」。この日は選手が東北6県、18カ所に散り、同様のイベントを行った。東北人の力を結集し、一丸となって巻き返す。