日本ハムの大谷翔平選手(21)が5日、契約を更改し来季の年俸が今季2億円から7000万円増の2億円7000万円(金額は推定)でサインした。入団5年目の史上最高額となった。

 5年目の年俸で過去最高額は13年摂津(ソフトバンク)の2億9000万円で、高卒選手では09年ダルビッシュ(日本ハム)の2億7000万円だった。

 今季は投手で10勝、球速日本最速を165キロまで伸ばし、野手では打率3割2分2厘、22本塁打と飛躍。ともに規定投球回、規定打席に達しなかったが、チームを10年ぶり日本一へ導く、投打に渡る活躍が評価された。

 史上初めて投手と指名打者でベストナインを同時受賞し、パ・リーグの最優秀選手(MVP)にも初選出されていた。

 大谷はこれまで、契約更改について「他人の年俸は興味ないです。自分の年俸もそう(興味なし)です。お金について、どうこう言うつもりはないです」と語っていた。