日本ハム栗山英樹監督(55)が23日、生活拠点とする北海道・栗山町で優勝パレードに参加した。

 22日から降り続く雪の中でジャージー姿に長靴を履き、自前の軽トラックの荷台に乗車。5000人の観衆(主催者発表)の前で栗山駅前通りをパレードした。

 今季は監督就任5年目で初の日本一を達成。沿道のファンに「ありがとうございます」と頭を下げ、両手を振りながら感謝を伝えた。この日のパレードは、11月に札幌市内で行われた優勝パレードの際に諸事情で実現できなかった紙吹雪も舞った。「(沿道と)近いので、みなさんの言葉が心に伝わってくる。寒く、天候が大変な中で本当にありがたい。『雪時々紙吹雪』は永遠のテーマなので、最高でした」と、勝手知ったる地で12年以来2度目となるパレードを楽しみ、直後にはファンと握手会、写真撮影会に臨んだ。