DeNAラミレス監督が、外国人選手のみを集めた夕食会を主催し、競争力を高める。27日に休暇を過ごしていた米国から来日。広島ジョンソン級の活躍が期待されるフィル・クライン投手(27=フィリーズ)を獲得するなど、新戦力が整った。「ビデオを見たけどかなりいい」と期待をふくらませた。1軍で4つしかない外国人枠についても言及。「ロペスはレギュラー」と明言し、残り3枠を「競って勝ち取ってほしい。全員1軍でやれる能力は持っている」と競争を促した。

 先発候補にはクラインのほかジョー・ウィーランド投手(26=マリナーズ)がおり、世界一になったカブスの一員だったスペンサー・パットン投手(28)は山崎康と守護神の座を争う。アンディ・シリアコ内野手(29)を含め4人の新顔が加わり「(キャンプの)沖縄で夕食パーティーをやる」と外国人食事会をセッティング。「どのように日本の野球を考えているか聞きたい。僕の考えを教えるというよりは、彼らがどのように学んでいくか」と、外国人指揮官らしく新戦力を指南していく。