今季、広島の25年ぶりリーグ制覇に大きく貢献した赤松真人外野手(34)が28日、マツダスタジアムで会見を開き「胃がん」を患っていることを公表した。15日に個人的に受診した医療機関で判明。初期段階で生死には関わらないが、手術が必要だという。来年1月上旬に広島市内の病院で手術を受ける予定。

<胃がんから復帰した主な著名人>

 ◆王貞治(プロ野球監督) 06年7月に、胃の全摘手術を受けた。8月に退院。07年1月の新人合同自主トレで職場復帰し、2月のキャンプでは初日から指導を行った。

 ◆藤原喜明(プロレスラー)07年10月に発見し、胃の半分を切除。同年12月、腹部に約30センチの手術痕が残る中リングに立った。

 ◆市村正親(俳優) 14年7月に入院し、腹腔(ふくくう)鏡手術を受けた。8月に退院し、11月の舞台「モーツァルト!」で復帰。

 ◆渡辺謙(俳優) 16年2月、早期の胃がんで内視鏡手術を受けた。翌月3月、米ニューヨークでの主演ミュージカル「王様と私」で本格復帰を果たした。