新人最速ブルペン入りいただきや! 阪神ドラフト8位のパナソニック・藤谷洸介投手(20)が4日、山口・周南市にある母校・福川中で自主トレを公開した。「今日が投げ始めです」と言いながら、力強いキャッチボールを披露。「今、ブルペンに投げられるくらいですかね。新人合同自主トレに遅れないようにしたい」と、新人合同自主トレで早期ブルペン投球を狙う。

 ただ投げるだけではない。フォーム修正にも力を入れてきた。課題として体重移動を挙げ、「上半身で投げるクセがあり、股関節を使って投げるようにしたい」。高3から取り入れた動画撮影での映像解析をこの日も行い、フォームを分析。理想の投げ方に近づけようとしている。

 郷土の著名人には、プロレスラー長州力がいるが「初めて知りました」。そんな強心臓? も心強いが、力強い球を投げる源となるパワーアップにも、もちろん精力的。昨年9月から空腹を作らないように食事を取る増量法で、体重は13キロ増の96キロに。最速146キロを誇る右腕が、いきなり強烈アピールを目指す。【山川智之】

 ◆藤谷洸介(ふじたに・こうすけ)1996年(平8)2月12日、山口県生まれ。周防大島高に進学後、3年夏の山口大会1回戦で、右肘骨折のため20球で降板。甲子園出場なし。卒業後はパナソニックに入社。1年目はリハビリと体力強化に時間を費やしたが、3年目から登板機会が増加。日本選手権ではJFE西日本戦で完封勝利を挙げた。194センチ、96キロ。右投げ右打ち。