ソフトバンクのドラフト1位田中正義投手(22=創価大)が11日、2020年東京五輪出場を熱望した。

 この日、東京都内で行われたNPB新人選手研修会に参加。野球殿堂博物館を見学し、展示されていた侍ジャパンのユニホームを目にした田中は「日の丸を背負ってプレーするのはかなり独特のプレッシャーがあると思う。誰もが経験できるものではないし、それを僕も味わいたい」と、将来的な侍ジャパン入りに意欲的だ。3年後の五輪もあり「選出されるようにやる余裕はないと思うけど、1年1年頑張った結果、選ばれるような選手になれたらうれしい」と話した。

 研修会ではプロの世界で25年間プレーし、通算172勝を挙げた元DeNA三浦大輔氏の話に熱心に耳を傾けた。「25年間やるとマンネリ化してくるという話でしたが、僕もマンネリ化するくらい長くやりたい」。息の長い活躍を目指していく。