プロ野球12球団の新人研修会が11日、都内のホテルで行われ、昨季限りで引退した前DeNAの三浦大輔氏(43)が「先輩プロ野球選手からプロ野球の後輩へ」と題した講演を行った。

 ヤクルト・ドラフト1位の寺島成輝投手(18=履正社)が、「番長式」の制球力アップ法を伝授された。三浦氏に「引退試合の相手だったヤクルトの選手」と指名され、低めへの制球について質問。「高めから低めに狙うだけじゃなくて、ワンバウンドから少しずつ高めを狙う練習をした。逆の発想も大切」と、常識を覆される回答を引き出した。「新しい練習の方法を聞けた。やってみたいです」と感謝していた。