広島の菊池涼介内野手(26)が12日、静岡市で自主トレーニングを公開した。

 昨季、最多安打のタイトルを獲得。リーグ優勝の立役者は「重圧はあるが、僕や丸、田中のセンターラインで引っ張っていけるように」と自覚を口にした。

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表にもすでに選ばれている。打撃練習では力強い打球を連発。ノックでも持ち前の軽快な動きを披露した。「見ての通りちょっとハイペース。慌てすぎないようにと思うが、体がちょっと慌てている」と語った。

 WBC公認球での練習も始めており「触れる時間は十分にある。慣れて試合に入れる」と頼もしい。日本球界が誇る名手は「また違った雰囲気があると思う。楽しみ」と初の大舞台での活躍を思い描いた。