10勝ボディーに手応え十分! 開幕ローテーション入りを目指す2年目の阪神青柳が15日、鳴尾浜で17年初ブルペンに入った。時折雪も落ちてくる寒波の中、捕手坂本を立たせて25球。「めちゃくちゃ寒いんで投げるかどうか悩んだんですけどね。初めてにしたら良かった。手だけで投げるとダメ。バランスを重視して投げました」と充実感たっぷりに笑った。

 1年前の入団時に77~78キロだった体重はウエートトレーニングのかいあって、昨夏から現時点でベストの85キロ前後をキープできている。「去年の今ごろと比べたら違う。いいボールがいっている。ウエートトレの影響は少なからずあると思う。(下半身も)安定している」。1年目の昨季は4勝を挙げる一方、68回1/3で48四死球を与えた。先発ローテーション5番手と期待される2年目は制球難に別れを告げ、目標とする2桁勝利を成し遂げるつもりだ。

 明日17日以降は1日おきを目安にブルペン投球を続ける予定。「2月1日にはちゃんと(実戦でも)投げられるようにはしておきたいと思っています」。ハイペースで準備を進め、「2年目のジンクス」に真っ向勝負を仕掛ける。