阪神ドラフト6位福永春吾投手(22=四国IL・徳島)が17日、西宮市内の鳴尾浜球場で行われている新人合同自主トレで、阪神の新人5投手のうち、ブルペン一番乗りを果たした。

 同じくルーキーのドラフト7位長坂捕手を立たせ、ノーワインドアップとクイックで30球を投げた。「今日はクイックの方が球が合っていました。安定してよかった」と話した。

 新人合同自主トレ前には阪神・淡路大震災の犠牲者に黙とうをささげた。22年前は生後8カ月。当時尼崎市内在住だった祖母宅は家具が倒れるなど大きな被害を受けたという。ただ、大阪・高槻の自宅から祖母宅に宿泊予定だった当日の予定が変わり、大きな被害から偶然にも免れることができた、と当時を振り返っていた。