日本ハム大谷翔平投手(22)が20日夜、都内で、西武秋山翔吾外野手(28)と「J SPORTS 開局20周年プレス発表会」に参加した。

 大谷と秋山が、トークショーに臨んだ。元横浜のエース野村弘樹氏の司会で、WBCを語り合った。互いの印象について、秋山は「今まで存在しない野球選手。打つ方も投げる方も力があるし、うらやましい」と持ち上げた。大谷は「とにかく優しい。怒ることあるのかな?」と言うと、秋山は「大谷くんに怒ることはない。スーパー好青年ですから」と笑い飛ばした。

 WBCへの意気込みを漢字1文字で、というリクエストに、秋山は「挑」を書いた。その意図を「向かっていく気持ち、挑む気持ちが、技術を上回ることもあるのではないかと思う。自分がどれだけ出来るのか、挑んでいきたい」と説明した。大谷は「奪」。「とにかく勝ちたい。優勝したい。前回負けているのはテレビで見ていた。4年後は自分が入って勝ちたいと思って見ていて、チャンスが来たので、勝ちたい」とストレートに語った。

 秋山は、アストロズ青木と中堅を争うことになるが「ライバルという感覚はない」と強調。「外国人の対応を1年間通じてやっているので、いろんな引き出しをもっていると思う。それを良い形で吸収したい。練習から一緒にできるのは楽しみ」と話した。