阪神金本知憲監督(48)が20日、兵庫・西宮市の鳴尾浜球場で若手の自主トレを視察。プロ2年目・板山祐太郎外野手(22)の遊撃挑戦を本格的に進めるプランを明かした。

<外野手から遊撃手へのコンバート>

 ロッテ荻野は2年目の11年に外野手から遊撃手にコンバート。前年までレギュラーだった西岡がメジャー移籍で空いたポジションに挑戦も、ケガの影響で出場23試合止まり。翌年には再び外野手に戻った。外野から内野のコンバートでは、三塁手として2度のダイヤモンドグラブ賞(現ゴールデングラブ賞)に輝いた巨人高田がいるが、遊撃手転向後にタイトルに絡んだ例はない。別のポジションから遊撃手へのコンバート成功例では、大洋時代に投手から転向して通算5度のベストナインに輝いた石井琢朗がいる。