DeNAアレックス・ラミレス監督(42)が21日、新潟市でトークショーを開催し、今季の「投打のキーマン」を挙げた。

 約1000人が来場する前で、まずは投手のカギを握る選手として「山崎康がクローザーとしてしっかりやってもらう。彼がマウンドに上がると、スタジアムの雰囲気が変わる。9回を抑えてもらう準備をしっかりしてもらいたい」と期待を込めて話した。

 新外国人のパットンと競わせながらも、新人から2年連続30セーブの実績を信頼。2月の沖縄キャンプでは投げ込み指令を出しており「山崎のためのメニューも組んだ」と、個別特訓を課すつもりだ。

 一方で打撃では、4番の筒香嘉智外野手を挙げた上で、過度のプレッシャーはかけなかった。「筒香には2年連続で40本、120打点を求めていない。打率3割、30本、100打点を今年もやってもらえれば、主砲の役割を果たせたと言える。目標を高く持ちすぎて欲しくない」。今季も主将として任命し、実力に加えてリーダーシップにも期待していた。