都内の病院で右手薬指の精密検査を行い、3日夕方に再び久米島入りした楽天オコエ瑠偉外野手(19)が4日、2軍キャンプに合流した。ランニングを中心に別メニューで汗を流した。

 30メートルのタイム走、シャトルランなどをこなしたオコエは「焦らずに治すことが第一。(完治まで)期間がある。手は使えないけど、下半身(のトレーニング)はできるので、オフに引き続き鍛えられると、前向きに考えてやっていきたい」と話した。

 オコエは、右手薬指を剥離骨折している疑いがあるため、2日に緊急帰京。精密検査の結果「陳旧性の右の第4指MP関節側副靱帯(じんたい)損傷」、骨にも損傷ありと診断を受けた。9日に都内の病院で手術を行い、全治は2~3カ月とみられる。