巨人川相昌弘3軍監督(52)が、川崎市のジャイアンツ球場で3軍キャンプを行っている若手に向けて「喝」を入れた。

 大きな声を出す、1つ1つの練習に全力を尽くす、時にはユニホームを泥だらけにして打球に飛びつく。練習前のミーティングでは「今できることを全力でやってほしい」と必死さを求めた。同時に、室内練習場のホワイトボードには3日付の日刊スポーツが掲載した篠塚氏の評論「若手よ、体で飛び込んでレギュラーとれ」を張り付けて、選手に自覚をうながした。

 「難しい話ではない。技術のない若手ほど、自分にできることを全力でやらなければ。篠塚さんの話には大事なことが詰まっていた」と説明した。