ロッテは9日、石垣島キャンプ第2クールが終了した。

 この日一番の即興コントを披露したのは、井上晴哉内野手(27)と高浜卓也内野手(27)だ。

 室内練習場で個人練習を終え、宿舎に帰ろうとした時のこと。入り口付近のインタビューボードの前で、高浜がおもむろにバットを井上の顔の前に突き出した。井上も立ち止まり、芝居がかった口調で話し出した。

 「井上と言えばね、守備は一塁と思われるかも知れませんが、今年は何でもやります。負けませんよ」

 11日に今年初実戦の台湾・ラミゴ戦を控える。井上は「4番・DH」で出場予定だ。【ロッテ担当 古川真弥】