日本ハムからFA移籍した巨人陽岱鋼外野手(30)の実戦デビューが3月にずれ込むことが10日、分かった。

 陽は宮崎キャンプ中の9日に下半身の張りを訴え、練習を途中で切り上げた。この日も球場入りはしたがグラウンドに姿を見せず、治療などを行い、球場を後にした。

 しばらくは別メニューで様子を見守ることになり、2月から3月初めにかけて1軍の試合に出場するのは厳しい状況となった。患部の回復次第では復帰が3月中旬になる可能性もある。高橋監督は「今の時期に無理に頑張ってやることはない。違和感や不安があるなら、しっかりコンディションを整えてほしい。(14日からの沖縄2次キャンプ参加は)昨日の今日だから、どの程度か分からない。こちらからしたら、そこまで今やる時期じゃない」と慎重な姿勢を見せた。