好調の佐藤輝明内野手(27)は「頑張ります」と5度繰り返した。23日のDeNA戦(横浜)が雨天中止。「はい、頑張ります」と気持ちを切り替え、帰阪。25日から甲子園で始まる広島戦へ、コンディションを整える。

今季ここまで12二塁打と驚異的なペースで放ち、4月に限ると月間9本。74年に藤田平らが記録した、月間12本の球団記録まであと3本に迫る。昨季のホームランキングはコンスタントに長打を残しており、「頑張ります」と続けた。

4番としてきっちりと得点を重ねている。22試合を消化して打率3割7分8厘、31安打、22打点、長打率7割5分6厘、得点圏打率4割7分4厘、OPS1・192と好成績が並ぶ。22打点は12球団トップで、09年金本知憲以来、球団17年ぶりの月間30打点も射程圏内だ。「頑張ります」。短い言葉に決意を込めた。

チームは敵地でのDeNA戦に2連敗。それでも打線は21日に14安打9得点、22日も6得点と、取られても取り返す粘りで乱打戦となった。2日空いて25日からは本拠地甲子園で広島2連戦。難しい試合が続いたが「頑張ります」。連敗ストップへ。長打量産態勢に入っている背番号8が打線を牽引(けんいん)する。【村松万里子】

◆二塁打の月間記録 2リーグ制後(50年以降)、最多記録は85年5月クロマティ(巨人)の16本で、阪神では74年6月藤田平、05年6月シーツの12本。阪神の月間2桁二塁打は昨年5月の佐藤輝まで25度あるが、開幕間もない4月に記録したのは04年今岡(10本)だけ。なお、シーズン最多記録は01年谷(オリックス)の52本。